交通遺産をめぐる

隧道,橋梁,廃道などの交通に関する土木遺産を探索し,「いま」の姿をレポートしています.レポートマップはトップページにあります.

大正

釜石線 晴山・岩根橋間の石桁暗渠 (2024. 2. 12.)

岩手県花巻市.旧岩手軽便鉄道によって造られたと思われる小さな石桁暗渠.

花輪線 東大館駅 (2023. 11. 23.)

秋田県大館市.市街地で静かに佇む木造駅舎.

山陽電鉄本線 樫ヶ谷架道橋 (2021. 9. 25.)

明石海峡大橋のお膝元に,良好な形で残された煉瓦アーチ渠.

尾道鉄道 4号トンネル (2022. 8. 28.)

広島県尾道市.尾道鉄道の廃線跡に残る装飾に凝った隧道.

(旧) 国道151号 本郷隧道 (2022. 3. 20.)

愛知県東栄町.廃止後も良好な状態で保存される,大正期の道路用煉瓦隧道.

対州の旧隧道群【2/10】豊崎隧道 (2022. 2. 2.)

対馬縦貫道路最初の工区に造られた,対馬島内最古の隧道. 最初の記事 (総説) はこちら.次の記事 (佐須奈隧道) はこちら.

対州の旧隧道群【1/10】総説

国境の島として軍事上重要な役割を与えられてきた長崎県・対馬には,大正期から昭和期にかけて造られた多種多様な旧隧道が現存する.それらの現状を報告するとともに,それぞれの歴史について考察してみようと思う.本記事では導入として,対馬における近現…

桂城隧道 (2022. 12. 3.)

三重県紀北町 (旧海山町).熊野灘に面した港町への入口として活躍した大正期の隧道.

端建蔵橋 (2022. 9. 25.)

大阪市中之島の西端.架換え工事の始まった大正期の鋼橋.

小豆島町の高坂隧道 (2021. 12. 2.)

石の里・小豆島に現存する,貴重な総切石造りの隧道.

岡山市の千年橋 (2021. 9. 21.)

岡山市東区,旧西大寺市域.架設から1世紀を経た現役車道の石橋.

福井県美浜町の田代隧道 (2021. 10. 10.)

若狭美浜の山村集落同士を連絡する,石ポータルの美しい隧道.

南海本線 紀ノ川橋梁 (2021. 9. 5. / 2021. 11. 28. / 2022. 5. 18.)

明治36年 (1903年) に開通し,大正11年 (1922年) に複線化された南海電車の長大鉄橋を訪ねた.

参宮線 宮川周辺の鉄道遺産 (2021. 8. 30. / 2022. 3. 27. / 2022. 4. 20.)

伊勢神宮への参詣路線として開業したJR参宮線の構造物を訪ね歩いた.明治期から活躍する橋梁,戦時中の線路撤去の痕跡,さらには全線複線化を目指した夢の跡など,発見に満ちた探索の模様をレポートする.

岡阪隧道 (2021. 8. 10. / 2022. 1. 22.)

和歌山県田辺市〜上富田町.謎多き大正生まれの隧道を訪ねた.

七条大橋 (2021. 8. 7.)

京都市の誇る近代土木遺産のひとつ,鴨川に架かる七条大橋を訪ねた.

(旧) 国道168号の交通遺産【3/6】天辻隧道 (2021. 7. 22.)

天誅組の舞台としても知られる,西熊野街道随一の難所・天辻峠.道路改修のため大正期に造られた,国内最古級のコンクリート隧道を訪ねた.

百瀬川隧道 (2021. 7. 17.)

滋賀県高島市.大正生まれの「滋賀らしい」隧道を訪ねた.

相坂隧道 (2021. 7. 3.)

姫路市北部の現役県道に残る,貴重な煉瓦隧道を訪ねた.

神戸市の福田橋 (2021. 6. 26.)

神戸市西部の垂水区.国道の橋として大正末期に架けられ,戦争や震災を経て今も利用され続けるアーチ橋を訪ねた.

広島県道25号 神龍湖旧道【後編】永野犬瀬〜相渡 (2021. 6. 23.)

前編より続く.大正時代から続く長い歴史を持つ名勝,神龍湖.その影に隠れた旧県道を探索した.

広島県道25号 神龍湖旧道【前編】永野犬瀬〜三坂 (2021. 6. 23.)

ダム建設によって誕生した下帝釈・神龍湖.そこに残る魅力的な旧県道を探索した.

高梁市川上町の宮下橋 (2021. 6. 23.)

岡山県高梁市,旧川上町.唯一無二の高欄が特徴的な,大正生まれの橋を訪れた.

小浜線の衣掛川橋梁 (2021. 6. 10.)

先日の敦賀探索の際に見つけた,石橋脚の美しい鉄道橋をレポートする.

毛見隧道と鵬雲洞 (2021. 6. 5.)

紀伊半島の西の入口に穿たれた,美しい隧道を訪問した.

JR京都線の鉄道遺産 第2次探索 ― 上神崎川橋梁・新庄第2用水路橋梁ほか ― (2021. 6. 1.)

JR京都線の吹田〜東淀川の区間で現役で活躍する,明治~昭和初期の鉄道遺産を探索した.

国道1号 鈴鹿峠旧道 (2021. 5. 25.)

国道1号の難所,鈴鹿峠.道路改良の歴史を物語る,魅力的な旧道群を探索した.

鈴鹿隧道 (2021. 5. 25.)

東海道の西の難所,鈴鹿峠.大正時代に開鑿され,拡幅を経てなお三つ鉾ピラスターを保持し続ける隧道を訪れた.

琵琶湖線の東山トンネル 山科側坑門 (2021. 5. 22.)

JR琵琶湖線 (東海道本線) は,京都と大津の間で2本の長い隧道を潜る.そのうち,大津寄りの新逢坂山トンネルには以前訪れたが,今回はもう一方の東山トンネルを訪れた.

新逢坂山トンネル・山科側坑門 (2021. 5. 16.)

京都と大津を隔てる逢坂山.その下を貫く,大正生まれにして現役の鉄道隧道を訪れた.