廃景
広島県呉市.呉線の吉浦駅から海軍施設に伸びていた側線跡に残るポーナル桁.
対馬縦貫道路に造られた、島内現存唯一の煉瓦隧道. 前の記事 (豊崎隧道) はこちら.最初の記事 (総説) はこちら.
三重県松阪市~多気町.熊野街道が櫛田川を渡る橋.
青森と岩手を繋ぐ,道路用のトレッスル橋.
広島県尾道市.尾道鉄道の廃線跡に残る装飾に凝った隧道.
愛知県東栄町.廃止後も良好な状態で保存される,大正期の道路用煉瓦隧道.
対馬縦貫道路最初の工区に造られた,対馬島内最古の隧道. 最初の記事 (総説) はこちら.次の記事 (佐須奈隧道) はこちら.
国境の島として軍事上重要な役割を与えられてきた長崎県・対馬には,大正期から昭和期にかけて造られた多種多様な旧隧道が現存する.それらの現状を報告するとともに,それぞれの歴史について考察してみようと思う.本記事では導入として,対馬における近現…
三重県紀北町 (旧海山町).熊野灘に面した港町への入口として活躍した大正期の隧道.
大阪市中之島の西端.架換え工事の始まった大正期の鋼橋.
福井県敦賀湾の東岸,断崖絶壁を穿つ国道8号旧道の明治隧道.
石の里・小豆島に現存する,貴重な総切石造りの隧道.
和歌山県由良町.鉄道や熊野街道の通る町の中心部と,海に面した衣奈地区を結んでいた隧道.
敦賀市街に遺跡のように残る,明治期の煉瓦アーチ渠.
前編より続く.
明治熊野街道に残る一級品の廃隧道を「冒険」した.
伊勢神宮への参詣路線として開業したJR参宮線の構造物を訪ね歩いた.明治期から活躍する橋梁,戦時中の線路撤去の痕跡,さらには全線複線化を目指した夢の跡など,発見に満ちた探索の模様をレポートする.
加賀藩が居を構えた金沢城.石垣に掘られた特異な煉瓦隧道を訪ねた.
尾張国と三河国を隔てる境川.廃止が惜しまれる名橋を訪ねた.
小代下トンネル旧道の続きとなる旧道上の,2本の廃橋をレポートする.
天辻の険を越え,熊野川流域に抜けてきた国道168号 (西熊野街道).2車線の快走路となった現道の影で放棄され,崩れゆく旧道の姿をレポートする.
地中を潜るにも関わらず「風光随一」の文字が掲げられた隧道が存在する.滋賀県北部のそんな逸品を訪ねた.
若狭地方から琵琶湖西岸に向かう国道303号.最近の道路改良によって生じた「新しい」旧道をレポートする.
戦後復興期に造られ,短命に終わった姫路市営モノレールの遺構を探索した.
前編より続く.大正時代から続く長い歴史を持つ名勝,神龍湖.その影に隠れた旧県道を探索した.
ダム建設によって誕生した下帝釈・神龍湖.そこに残る魅力的な旧県道を探索した.
中国山地を縦断し,山陽と山陰を結ぶ国道313号.道路改良によって打ち棄てられ,徐々に自然に還りゆく二車線道路の廃道をレポートする.
越前国・敦賀の交通の難所,金ヶ崎.車道としての役割を終えて静かに眠る明治隧道と,現役の昭和隧道を訪れた.
陸海の交通の要衝,そして大陸への玄関口として発展した福井県敦賀市.鉄道と船舶を連絡し,歴史的にも重要な役割を果たした敦賀港線の廃線跡を探索した.
前編・中編より続く.かつて2車線の幹線国道として活躍し,今は徐々に自然に還りゆく国道303号寒風トンネル旧道の,西側の現状をレポートする.