明治
第1次探索に引き続き,橋梁を中心に,関西本線で現役で活躍する鉄道構造物を巡った.
名古屋から伊賀や奈良を経由して大阪に至る関西本線の歴史は古い.そして素晴らしいことに,開業当初からの構造物が多数現役で活躍している.今回はそのうち,明治期に敷設された亀山〜加茂の区間に残る,5つのアーチ橋を訪れた.
言わずと知れた,超有名物件である.東山トンネルの探索後,日没まで時間があったので寄り道した.
長い歴史を持つJR京都線には,明治期の遺構が多数残っている.今回はその中から,大阪府茨木市の2本の橋梁をレポートする.
近くを通ったついでに,私の活動の原点とも言える廃隧道を再訪してきた.
兵庫県猪名川町.昔ながらの風景の残る里山に,ひっそりと佇む古い隧道を訪ねた.
前回の続きである.国道9号の旧道に架かる「王子橋」の訪問記録をレポートする.有名な土木遺産であるが,かなりハードな探索となった.
土木図書館のレファレンス事例によると,前回の記事で訪問した旧長野隧道は,現存する中で二番目に古い総切石造隧道らしい.そして,最も古い「大沙川隧道」と三番目に古い「由良谷川隧道」が滋賀県にあると知り,訪問してきた.
伊勢国と伊賀国を隔てる長野峠に眠る明治隧道・旧長野隧道を訪ねた.ついでに,その次の世代,すなわち昭和道である国道163号旧道とトンネル (長野隧道) の現況についても見て来た.